piLi flower design works

@2021 piLi flower design works

花の心と今年の抱負

花の心とは…。

今年の抱負として
少し言葉にしてみたい
と思います。

……..

美しいって何だろうって事は、
何となくずっと考えてて、

でも、納得いく答えが出せずに
いたんですけど、

ふと、花の気持ちに近づけたような
瞬間、面白い言葉が降りてきました。

……

世の中にある正しさの尺度を
疑い、自分の頭で考え、
少しずつ塗り替えていく事。

目に見えない世界の事を
自分の身体性をもって経験し
信頼する事。

両方、花にとっては
当たり前のことで、
人間には、囚われから自由になる
と言うような挑戦で、少々難しい事。

でもその心を持って、目の前に
いる花と向き合えば、
美しいものになると。

そう言うんです花が…。

………

美しいとは。なんて、
そんな簡単に答えは出ない。

でも目の前にいる
花はそれを知ってると思うと…。

もっと知りたいです。
彼らの心を❤️

そして、一つでも二つでも、
誰かの心に残り、
心揺さぶるような
ものづくりが出来たらいいなぁ
とそんな事を今年の抱負として
思います。

植物と人のこれから。

植物と人のこれからを考えるとき、やはり思い浮かぶのは植物の癒しの力です。

老若男女問わず、この激動の時代を生きる私たちにとってそれぞれの癒しを探し求めることは、誰にとっても例外ではないことだと、このコロナ禍で浮き彫りになったように感じています。

その中でも植物の癒しはこれからも、ますます重要な役割を担うのではないかと感じています。

癒しの感じ方については、それぞれの置かれた環境や習慣などに深く関わることでもあり、とても個人的なことなので、言葉にしてみるのも面白いかなと思っています。そこで、私自身が感じる植物の深く大きな癒しについて言葉にしてみたいと思います。

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紅葉のシーズン、近くの公園にウォーキングに行った時の話し。ウォーキングはコロナ禍で身に付いた習慣の1つでして。

暫く、紅葉に見とれていたら、ひときわ大きな木に出くわし…。

その瞬間、心が揺さぶられました。

その圧倒的な存在感と絶対に動かない覚悟のような凄み。

厳しい冬の寒さを控え、一斉に葉の色を変える壮大な生命の装置。

それは今まで気がつかなかった身近にある圧倒的な自然の美でした。

圧巻のその姿に、私は深い癒しを覚えました。

植物は、そのままで美しいと言う事を知ったからです。

私にとって近所に生息する植物、川辺の野の花や街路樹に至るまで、大きな自然をイマジネーションする為の入り口になってるんだと思います。大木であれ、野に咲く小さな花であれ、市場の切り花であれ、その生命の力に差はありません。

お花の持つ可憐さ、可愛さ、美しさも大きな癒しです。

植物へのアクセス方法はたくさんあります。皆さんの癒やしも聞きたいな。その一つ一つに、真摯に向き合っていきたいと思います。

今年も楽しみましょう。癒されましょう。
彼らの命への感謝はその事でしかお返しが出来ません。
癒されたらまた誰かを癒せばいいんです。それが地球全体の癒しに繋がれば、みんながハッピーになるでしょ。ねっ?^_^

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大類淳子